ある日、隣国が攻めてきて、

一月を待たずにこの地は焦土に、

王族、姫の父上たる王と母君たる
王妃は黄泉路にすら渡れず、
魂を封印され、今は姫が最後、
ただ一人の王族、

姫が女王になるまではと、この世界には危険があり、
故に幼い姫を我等は安全な異世界
今まで姫が育たれた世界に送り、
その後、姫が帰る広間を
ただ、守護しながら眠りました」