「ちょ…朝陽…」




キスするわけでもなく


ただぎゅっと私を抱きしめる。






その力は


すごく強くて、だけど優しい。





「俺…めっちゃ幸せ」


「私もだよ」






朝陽の腕の中で


朝陽のにおいにつつまれて



どちらからともなく交わした





優しい優しいキス。