王子様と恋したい



「実は、来週の土曜日に文化祭があります…それで、出し物をクラスで決めてください…で、では!!!」





逃げるように走り去る我が2-Aの担任、近藤先生。




というか、、もう文化祭の時期かぁ。



あれから優と気まずくなることもなく(優があまりにも普通だから)、蓮とも普通に戻り、あまりにも平和な日常を送っていた。



そして、気がつけば11月半ば。
わたしが青藍高校にきてから2ヶ月もたっていた。




優「文化祭か~。俺は食うだけじゃだめかな〜。」



昴「なに馬鹿なこと言ってるんだ。お前には売り上げに貢献してもらうぞ。」



蓮「…眠い…」



光「なぁ~俺らのクラスでコスプレ喫茶ってのはどうよ?かっこいい格好して、他校の女子にモテモテじゃんよ!」



春「わぁー!コスプレ喫茶いいね〜!!なっちゃんのコスプレ楽しみ~!!!」





…どうやらわたしのクラスは、コスプレ喫茶で決定だそうです。