まぁ、本当今更だよね。



優「おい!!なに一人で百面相してんだよ!教室ついたぞ!!」



あ、気づけばもう2-Aの前にいた。
意を決して教室に入ると…




ドタドタドタ……



ムギュ





春「なっちゃ〜ん!遅い〜~~」



頬をぷくっと膨らませて不機嫌そうにペロペロキャンディを舐める春が抱きついてきた。



「ご…ごめん…寝坊しちゃって。」



やっとのことで離してもらい、自分の席にむかった。



優「ほんとこいつ起きんの遅くてよ~」


春「なっちゃん〜!僕の髪寝ぐせついちゃった~泣」


昴「おはようございます。」


蓮「…はよ」


光「もしかして昨日の夜の営みが激しくて寝不足なんじゃねぇの〜~〜。あの例の幼なじみクンと」





ビクッ




あ…忘れてた。
あまりにも優やみんなが普通だったから忘れてたんだ。



5人の視線が痛い…




「いや…あの…幼馴染みといたのは本当だけど…やましいことはしなかっ『ちゅーしたんじゃないの~〜?』



うっ
春の笑顔、目が笑ってない…



春「なっちゃん~?嘘はダメ〜だよねっ?今から屋上へレッツゴー♪♪」









…どうやら、屋上で尋問だそうです。