じゃあ、もしかしてここは…?
「ねぇ、ここはどこ?」
すると赤髪がバカにしたような口調で答えた。
優「はぁ⁈俺達がいるんだから龍炎の倉庫に決まってんだろ!」
はぁ。やってしまった…
本当にわたしは、ついてない。
光「てか、顔色悪いよ〜?大丈夫~?」
銀色の髪の奴は、わたしの頬を触りながら言ってきた。
「あ、うん…」
てか、触らないで。
昴「あなたの事はこちらで勝手に調べさせてもらいました。だけど、何故か何重にもロックがかかっていてわかった情報なほんの一握り…あなたは何者なんですか…?」
はぁ。なんなんだこいつらは。
勝手に人のこと探りやがって…
わたしの情報が少ししかわからないのは当たり前。
だってかず兄と真理子さんが厳重にロックしてくれてるからね。
「てかさ、人のこと聞くなら自分らのこと話すのが先じゃない?」
ブハハハハハハハッ
わたしが言った瞬間、何故かこいつらは笑い出した。
