「……………み…つ」 「ん~?」 「…馬鹿…」 「…………は?」 なに、いきなり。 失礼な奴だな。 「………」 「…………哲?」 ぎゅぎゅ、と足の裏を踏みながら、哲の眉間のしわを見つめる。 「…哲……?」 「………」 哲は、…黙っている。 あー…でも、う~でも…なく。 ……………。 「…ちょっ………順番って言ったじゃん!!!!」 なに寝てんの!? ぐぅ、って言った!! 哲、今、ぐぅって!!!! 「…………夢ん中で罵倒したのか…私を!!!」 ひどい奴だな!!