【短編】こんにちは、妖精。







「また来ちゃった♪」


一年前、ふらっとあらわれたこの人間には
私の姿は見えている。


勝手に来て一方的に話し続けている。


ただ見て情報を得るより
人から聞くだけで

同じ話でも違う話のように感じる。


毎日毎日、君は来た。