血が繋がってないんだよ… 伯父さんは…俺を受け付けてはくれない… だって…薫の父親の弟だから… 知ってた?気付いてた? 伯父さんが俺に向ける目は 薫を見ている優しい目と違うんだ… 「許さないぞ…真紀子さん…」 母さんを憎む時の…あの目なんだ… 「真紀子…真紀子っ…」 「私はあんたを一人にしない…」 少しでも時間稼ぎ出来るなら… どうか…役に立たせて… 俺は壊れてもいいんだ…