「相変わらず毒舌だな。 寡黙かつ聡明で優秀な夫に対し何たる暴言だよ、二菜」 「寡黙で聡明で優秀な夫なんてもった記憶は一ミリもないんですけど」 そう返すと、先生は拗ねたような表情をして ふとあたしの耳に触れた。 そのまま顔を近づけ、耳を愛撫し始める。 先生意地悪だよ…。 耳は駄目っていつも言ってるのに。 「やだってば…」 あたしは力が抜けてしまう。