───── ───────… ケーキ屋さんに到着すると、詩織がケーキの収まったケースを よだれを垂らさんばかりの勢いで見つめている。 「いちごの!いちごの!」 目をキラキラ輝かせて言うが、もうお望みの物は注文済み。 チョコレートプレートの名前入りメッセージは、予約しないと書いてもらえないからだ。 俺は二菜と忍び笑いをし、店員さんからケーキの箱を受け取った。