嘘と微熱と甘い罠


「俺、黒や赤より淡いピンクとか紫希望」

「は?」





なにを言ってるんだろう、この人。

相良の言葉の意味が全くわからなくて首を傾げると。

さらに言葉を続けた。





「セクシーより可愛いのが好み」

「だから、なにを…」





言ってんの?と。

私も言葉を続けようとしたとき。

相良は目を細め、意味ありげに口元を緩ませると。

腰を屈めて、耳元で囁いた。





「俺好みの下着、見てこいよ?」

「…ッ!!」





相良が何を言ってるのかわかった瞬間。

顔だけじゃない。

全身が沸騰した気がした。