世界の果てで






「自分を攻めないでください


そんなの皆同じですよ


誰も貴族相手に手が出なかった

あんなに強いとは思わなかった


漸く心を開けた恋人が

家族が

友人が


殺されたり

血を吸われたり

泣きわめいたり

助けを求めたり


その様を見て


誰も動けなかった

助けられなかった


誰にも出来なかった



みんな
想像出来なかったし
救い出せなかったんです


隊長…

貴女だけのせい?
違いますよね


みんな悔しいけど

みんな貴方を責めません」



今でも思い出せる
涙を流す
そして助けを求めてきた

友人たちを