世界の果てで






『…カル…エラ――』

『カル…って呼んで――優っ』


温かい声が私の名前を呼び


胸が熱くなった
熱くなりすぎて燃え上がりそうな位に

胸の高鳴りが酷すぎて
体が壊れてしまいそうだ



彼の顔がだんだんと近付き
銀白の髪が頬を撫ぜる

左肩にあった彼の手は私の顎に添えられて

唇を優しくなぞった彼の親指に顔が熱くなる