世界の果てで






地を強く踏み締める音




後ろを振り返ると…


『…久しぶりです。Lady……』
『ええ…10年来ですね』

銀白の彼
興奮した様に
それを抑える様に
驚きに目を見開いた彼が…

佇んでいた



『直感的に感じたんだ…
絶対キミだと思った』

『私もよ
一目で貴方に心を奪われた』

『今日は来れば良いことが起こる気がしたんだ
来てよかった…』

『…嬉しいわ
そんな風に貴方が言ってくれて…』


静かに自分の相手への愛を囁きながら
ずっと見つめあっていた瞳

ついふいと反らす

苦しかったから
2度と会えないと思うと