東京ロマネスク~冷酷な将校の殉愛~《完》

「成宮…椿を探してくれないか?」



「待ってろ…お前はちゃんと…極上の言葉を考えておけ」



「極上の言葉って?」



「…歯の浮いた台詞を吐けば…いいんだ」



「…俺は…」



「ツンデレもここまでくれば…嫌われるぞ」




「ツンデレ?おいっ!?ツンデレって何だ!?」



成宮は片目を瞑って、笑いながら椿を探しに行った。