王子?不良?それとも、ホスト?

俺は、そんなことを思いながら体育館裏にむかった。

体育館裏に着くと雨のせいでずぶ濡れの蓮斗と晃がたっていた。

「晃っ!黒海蛇からの手紙みせろよっ。」

晃は、すぐ俺に駆け寄り手紙を渡してきた。

黒い紙に白い字。
裏には蛇のマーク。

手紙は、確かに黒海蛇のもののようだ。