私は 「通りすがりの高校生です」 「………は?……」 その時丁度風が吹いてフワッとフードが浮いた 私はそう言って手を小さく降って 「じゃね」 「お、おい!!…」 マンションへと向かった 空を見ると綺麗な満月がぽっかり浮いていた