「チョコちゃん、


僕、チョコちゃんが好きだよ。


偽物の恋人じゃなくて、


本物の恋人になって欲しい」


後日、彼からの告白。


わたしは嬉しくて彼に抱きつく。


「うん…!」


両想いになれるなんて凄く幸せ。


出会いはあんなだったけど、あの事件がなかったらわたし、彼に出会えなかった。


この瞬間が、この幸せが、
ずっと続けばいい。

















そう思ってた。


でも、それが壊れたのは
そのすぐ後だった。