や、やっちゃったー! ついカッとして周りが見えなくなってた。 は、恥ずかしい…。 わたしがいそいそとその場から 立ち去ろうとすると… 近くにいた人たちがわたしを避け、 道を作った。 そんなあからさまに避けなくたって いいじゃないか…。 と心の中で呟く。 まさかまさかの鬼番長、的な? わたしのポジションが確立された瞬間。 もしかしてわたしの高校生活、終わった?