この学校はここら辺の学校で中の上くらいのランクで、決して馬鹿な学校ではない。 先生を困らせるような問題児がいるわけでもなく、そんな佐伯が目につくような感じだ。 「山崎先生!どうでした佐伯さん。」 佐伯のクラスの担任、柳川先生が控え目に話しかけてきた。 「少し気になる所はありましたけど、遅刻についてしっかり自覚してたので大丈夫かと。」 「そうですか。ありがとうございます。彼女きっと良い子ですから。」 柳川先生は笑いながら自分の机に向かった。