「……ということ。 理解できた?」 「はい!おかげさまで! さすが、三浦先生の教え方はうまいですねっ」 放課後の職員室。 教科書を片手に、ぺこりとお辞儀をした。 前には、椅子に座り、あたしを見上げる三浦先生。 「これで、次のテストもバッチリか?」 「たぶん…?」 「おい」 「ははっ。バッチリです!」 指でブイサインを作って、得意げに笑う。 三浦先生に教えてもらえれば、補習を受けるような点数になることはない。