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私、瑠璃川晴は
江戸ので生まれ、早いうちに
母親も父親も亡くし
歳の離れた兄とともに、知人
がいる京へと発った。
この時たしか、わたしは数えで
9つの時。
兄とは、歳が10も離れていて
この時兄は19歳。
長い長い道のりを経て、京に
たどり着いた私たちは
医者をやっている知人を訪ねた。
けれど…私たちが京に着いて
間もなくして、知人のおじさんは
辻斬りにあって亡くなってしまう。
医者を辞めてしまえば、稼ぐ手段が
なくなって、明日の食べ物にも
困るほどだった。
そうならないように、兄はおじさんから
教わったことと、勉強を重ねて
なんとか、この仕事が続けられるように
なった。


