幽霊女に恋をした。




「…この子に手を出して、生きて帰れると思わないでね」



生きている私の前に立っている


人物は、この前の夢でも見た




…沖田総司だった。



彼の瞳には、強い殺気が宿っている。



浪士の男も、彼のただならぬ


気迫に気づいたのか、瞳には微かに


恐怖が宿る。




それでも、自分を奮い立たせて


刀を振り上げた浪士は…




いともあっさり、彼の…沖田総司の


一閃で斬り伏せられた。




その剣術の見事さに、私は


驚くとともに、懐かしさが込み上げて


くる。





「晴、だいじょ_「総司さんっ…!」



「なんで、外に出てきてるんですかっ!しかも、そんな薄着で…!」




こんな会話…どこか、懐かしい。


そりゃあ、そうだよね…


沖田総司さんとこの会話をしたのは



他でもない、私なんだから。