幽霊女に恋をした。


_______________



はっと気が付くと、私は


また、昔の街並みの中に一人


立っていた。




ここって…沖田総司さんを、初めて



見た時の…





きょろきょろと、辺りを見回す。



この前のにぎやかな通りとは



打って変わって、今は夜のようで



しんっと静まり返っていて



不気味だとすら感じさせる。





そんな中、一人の女の子が


私の目の前を通り過ぎる。






あ…私だ…。


きっと、この前も見た、生きていた時



の私なのだろう。





生きていた時の私は、すごい早足で



どこかへ去っていく。