「お前...」
けど、その思いは、龍さんが
口を開いた途端に吹っ飛んだ。
とても必死で、怒りと、不安
そして、思いやりが
混ざったような...
そんな複雑な声色。
思いやり、だなんて、私の
勘違いかもしれない。
そう思ってしまうほど瞳は
怒りをたたえていて...
一瞬で私は、龍さんが考えている
ことが分からなくなってしまう。
「あんなに長く、この世のものに触れてたら...消えちまうことだってあるんだぞ!?」
続きを紡いだ龍さんの唇は
微かに震えているようにも見えた。
そう...だった....
必死すぎて、そんなの忘れてたけど


