幽霊女に恋をした。



一番近くにあった木製の靴べらを



体に力をこめながら掴んだ。





…できたっ!!



そして、黒ずくめの人が



突き出して走ってくる刃物を



思いっ切り靴べらではじいた。




黒ずくめの人は、何が起こってるか



わからないらしく




驚いたように、私…



というか、靴べらを見つめている。





私は、靴べらを構えなおすと



黒ずくめの人を睨んだ。





まぁ、見えないってことは



わかっているんだけど…