家の中には… 黒ずくめの長身の人が一人 立っていた。 その人は、私たちに… というか、龍さんに気づいたようで 懐から何かを取り出す。 それは…とても短いが 刃物だった。 その男の人はこちらに向かってくる。 龍さんをめがけて、だと思う。 もともと、結構近かった距離が 相当狭められる。 「龍さん、下がってくださいっ」 そういって、私と並んだ位置にいた 龍さんを下がらせると…