その日の帰り道。 今度は柊羽さんが女の子に 連れて行かれてしまって、また 一緒に帰ることはできなかった。 「…ん……?」 上から、龍さんの不思議そうな声が 聞こえて、どうしたんだろうと 龍さんを見上げる。 「龍さん…?どうしたんですか?」 「あれ」 私は、龍さんの指さした方向を 見てみる。 そこは、龍さんのうちで… 「…玄関……」 龍さんがそういった途端に 龍さんが不思議に思っている理由 が分かった。