私は、気づくと あの町並みの中にいた。 また…ここに来ちゃった…… もしかしたら… 今回で全部思い出しちゃうかも。 そう思うと、この先が見たくない。 今の記憶の景色は夜で 全く人が行きかっていない 不気味な雰囲気をかもし出していた。 その時、立ち尽くす私に 近づいてくる足音と、話し声が 聞こえた。 この声…聞き覚えがある。 段々と近づいてくる二つの 人影がはっきりしてくると 局長さんと、私だ…! と確信を持った。