こんなに幸せを感じたことはないって 思った。 龍さんと、両想いになれた。 私を、必要としてくれた。 その龍さんの気持ちに応えたい。 少しでも、長く一緒にいたい。 どうか、戻らないで、私の記憶。 どうか、来ないで、私が消えてしまう制限時間… そんな願いを胸に抱きながら その日私は目を閉じ、眠りについた。