「えぇ、そう。私には、これ以上のことは思いつかなかったのよ…。これで、わかってくれるといいんだけど」 お母様が、あんまり悲しそうに言うから 「大丈夫ですよ、龍さんはきっとわかってくれます。」 と返した。 「だと、いいんだけど」 それでも、お母様は不安そうだった。 「ちゃんと、渡した後に報告しに来ます」 そういうと、お母様は 「ありがとう、晴ちゃん」 と言って微笑んでくれた。 「…もう一つ…お願いしたいんだけど…」