やっとついたお母様の部屋はものすごく広くて
な...なに、これ...
天井からは、キラキラしたものが
ぶら下がりながら光を放っている。
す...すごい...
「座ってちょうだい」
と言うお母様の言葉に甘えて、私は
椅子に座る。
「それで、龍は今どうしてる?なにか、困ったこととかはない?」
そう、私に聞くお母様の目は
深い愛情に満ちていて、この人が龍さんの
ことをどうでもいいと思ってるなんてこと
絶対にないと確信した。
「はい、特にはないと思います。」
「高校には、ちゃんと行ってる?お友達はできた?」
「はい、行ってますし、親友もいます」
と、私は柊羽さんのことを思い浮かべながら
答える。
「そう...よかったわ。困ったことがないようで...。それで、あなたは何をしに来たの?龍について、聞きたいこと?」


