幽霊女に恋をした。




「おかえりなさい」



そんな声が、意外と近くで聞こえて



驚いて振り向く。




と…、龍さんと似ている女の人が


立っていた。




女の人は私のことを見ると、すぐに



義父様に目線を戻した。






私のこと、見えてるんだ。




龍さんは、お母様からの遺伝だって


言ってたもんね。





その時、不思議そうな女の子の声が



聞こえた。





「お姉ちゃ…「ほら、未維奈お父さんの荷物、運んであげたら?」






その声を遮るように、女の人は言う。




すると、女の子…というか、



美維奈ちゃんは、




「はーいっ!」