散々くだらない事で口喧嘩をしたあと 「じゃ、おやすみ」 と、龍さんは言って自分の部屋のほうに 向かう。 「はい、おやすみなさい、龍さん」 そう私が返事をすると、龍さんは 淡く微笑んでから扉を閉じた。 よし、じゃあ、私も寝よう! そう思って、姿を消そうと少し体に力を こめる。 こうすると、霊感がある人でも見えなくなる のだ。 そのまま目を閉じて、眠気が襲ってくるのを 待った。 程なくして襲ってきた眠気に、私は 静かに沈んでいった。