「細かいことは話せませんけど、龍さんみたいな友達がいて、幸せ者だって言ってました。だから、龍さんはなにも心配することないですよ」
あまりにも龍さんが落ち込んでいるように
見えてしまって、少しだけ話してしまった。
でも、これぐらいなら、いいよね。
龍さんは、その言葉を聞いた瞬間に
驚いて固まっていた。
「...柊羽が、そんなこと言ってたのか?」
「はい、言ってましたよ」
そっか、と龍さんは呟いて、少し安心した
顔になった。
「晴って、人の話聞くのが上手いよな」
龍さんは、突然そんなことを言い出す。
「え?そうですか?」
「相手が欲しい反応ができて、的確なアドバイスができる」
「あ...アドバ...?」
龍さんはため息をつきながらも
「助言みたいな事だよ」
と教えてくれた。
「助言なんて、私、できてますか?」
「できてるから言ってんだよバカ」
なっ...!
「上げてから落とさないでくださいよっ!」


