課長は、迷わずに店の奥の座席に座った。
そこはふすまを閉めれるスタイルになっていて、個室のようだった。
「…予約してるんですか?」
店員さんに断りなしで、個室に入ったりして大丈夫…?
「してない。でも大丈夫」
「・・・?」
課長はそう言うと、座席に座りあぐらをかいた。
私はキョロキョロしながら、課長と向かい合わせに座る。
「いらっしゃいませ〜」
!
壁に貼られたメニューを、なんとなく見ていたら…店員さんが現れた。
「よう」
「湊さん、お久しぶりですっ」
店員さんは、課長に小声で言った。
今…『湊さん』て言ったよね?
この店員さん、課長の正体知ってるの?
そこはふすまを閉めれるスタイルになっていて、個室のようだった。
「…予約してるんですか?」
店員さんに断りなしで、個室に入ったりして大丈夫…?
「してない。でも大丈夫」
「・・・?」
課長はそう言うと、座席に座りあぐらをかいた。
私はキョロキョロしながら、課長と向かい合わせに座る。
「いらっしゃいませ〜」
!
壁に貼られたメニューを、なんとなく見ていたら…店員さんが現れた。
「よう」
「湊さん、お久しぶりですっ」
店員さんは、課長に小声で言った。
今…『湊さん』て言ったよね?
この店員さん、課長の正体知ってるの?



