なによっ

"ありがとう“くらい、言ってくれてもいーのにっ!





「なんでもありません…(汗)」


しゅんとした気持ちなり、私はトレーを持ち課長のデスクから離れた。



なにさっ

もーちょっと、優しくしてくれたっていいのに!


私はあんたの秘密知ってるんだから!



プンプン怒りながら、自分のデスクに座り、仕事を始める。


イライラと、でもちょっと課長が気になってしまったせいで、全然仕事に集中できなかった…(汗)








………………



ふぅ…

仕事終わったー


なんか、今日は時間がたつの早かったかも…



「フンフ〜ン♪」




どこからともなく聞こえてくる鼻歌。



「あれ?なんかごきげんだね」


鼻歌を歌っていたのは、梓だった。




「今日は彼とデートなんだー♡」

「そっかー」


だから、ごきげんなのね♪