イジワル上司のヒミツ

リビングへ行くと、湊さんは私の分のケーキまで食べようとしていた。




「それ私のっ!」

「いいだろ、明日買ってやるって言ってんだから」

「ダメ!せめて一口…」


ビールをテーブルに置き、湊さんの手に持つケーキに手を伸ばす。




「バカ!落ちるだろ(汗)」

「ダメ!ここのチーズケーキ好きなんだか…らっ!」

「んじゃ、食え」

「あ"ぐっ(汗)!!!」


手に持っていたケーキを、無理やり私の口に押し込んでくる湊さん。




「ひゃっ、ひゃめて(やめて)!」


口に押しこまれたケーキは、私の口から半分出ている。




「お前が食いたいって言ったんだろ?」

「ほんなひいっへんには…(こんなにいっぺんには)」


口から出ていたケーキの半分を、一旦手に取って、口いっぱいに入っているケーキを、とりあえずもぐもぐと食べる。




っ!


その時…目の前にいる湊さんが、今手に出したケーキの半分を、何も言わずにパクっと食べた。

文句を言おうとしても、口の中のケーキのせいで、言葉が詰まって出てこない…



「っ!!!!」