イジワル上司のヒミツ

茉莉…

これって、認めてくれたってこと…かな。




「!」


走っていく茉莉の後ろ姿を見ていると、湊さんに腕を引っ張られ、家の中へつれていかれる。そして…



ガチャン…

カチ



玄関に入ると、湊さんは私を抱きしめ、後ろ手でドアを閉めて鍵をかけた。



湊さん温もりが、体全身に伝わる。



あったかい…

これが湊さんなんだ……




「美玲」




湊さんが私を呼び、少し体を離して、私の頬に手を添えた。

私はまるで石になったように固まり、ピンと姿勢が良くなる…



来る!

そう思ったからだ…




「俺らって…今は友達?」

「……!まぁ…トモダチ?かな?」

「じゃあ、友達の俺が、お前のこと好きだつったら…お前笑う?」

「え…」