私の目から、涙がこぼれた。
「忘れもしません。お姉ちゃんの高校の卒業式が終わってすぐ、私とお姉ちゃんは家を出ました。母親には置き手紙をして、最低限の手荷物だけを持って東京に出ました。そして家を借り、お姉ちゃんはすぐ仕事を見つけ、私は定時の高校に通いながらバイトをしました」
「・・・・」
「お姉ちゃんが、私をあの地獄から救ってくれたんです…お姉ちゃんがいたから……今の私がいるんです!お姉ちゃんには…本当に感謝してるんです……」
茉莉・・・
茉莉の、すすり泣く声が聞こえてくる。
「お姉ちゃんには、幸せになって欲しい………絶対に・・だって…」
「…茉莉ちゃん」
「!」
…!
しばらく黙っていた湊さんだったが、ここへ来てやっと口を開いた。
「…話してくれてありがとう。辛かったね……」
「…………」
茉莉の、鼻をすする音が聞こえた。
「あいつと茉莉ちゃんの生い立ちと…あいつがテレビで俺を観てため息ついてることや…雑誌を何回も見てることを聞いて…俺の手が、あいつを抱きしめたがってる・・」
「…!」
「忘れもしません。お姉ちゃんの高校の卒業式が終わってすぐ、私とお姉ちゃんは家を出ました。母親には置き手紙をして、最低限の手荷物だけを持って東京に出ました。そして家を借り、お姉ちゃんはすぐ仕事を見つけ、私は定時の高校に通いながらバイトをしました」
「・・・・」
「お姉ちゃんが、私をあの地獄から救ってくれたんです…お姉ちゃんがいたから……今の私がいるんです!お姉ちゃんには…本当に感謝してるんです……」
茉莉・・・
茉莉の、すすり泣く声が聞こえてくる。
「お姉ちゃんには、幸せになって欲しい………絶対に・・だって…」
「…茉莉ちゃん」
「!」
…!
しばらく黙っていた湊さんだったが、ここへ来てやっと口を開いた。
「…話してくれてありがとう。辛かったね……」
「…………」
茉莉の、鼻をすする音が聞こえた。
「あいつと茉莉ちゃんの生い立ちと…あいつがテレビで俺を観てため息ついてることや…雑誌を何回も見てることを聞いて…俺の手が、あいつを抱きしめたがってる・・」
「…!」



