イジワル上司のヒミツ

息を切らしながら、全力で走る私。


こんなに走ったのは、久しぶり…

でも、全然疲れない。




「………ハァ…」


自宅が見えてきた時、アパートの前には車も人影もなかった。



まだ来てないか…


私は走るのを止め、呼吸を整えながら歩く。



湊さん、いつ来るだろう…

もう来るのかな?


なら、このまま外で待ってようかな。


あ、でもケーキあるんだ。




私は一先ず家の中に入り、冷蔵庫にケーキを入れた。


そして、読みっぱなしの雑誌を片付け、軽くメイクを直す。




ブォン…





!!!



すると、外から車の音がする。