『ま。お前がそこまで言うなら、一応マコトにBBQ会場の近くにいてもらうよ』

「本当ですか?」

『ああ。マネージャーからも、お前と同じこと言われたし…もしものことを考えておく方がいいだろ』


私はその言葉で、ホッと胸をなでおろす。




『これでいいですか?』




電話越しに伝わってくる、湊さんの顔。

きっと、ニヤッと笑っているに違いない(汗)




「い、いいです!」

『はいはい』



ガチャ


「お姉ちゃん、お風呂空いたよ〜」




茉莉が私の部屋をドアを開けた。




『お。風呂か…』