シルティアの魔術師

木の弦は、私を容赦なく締めつける。


中で私が力を入れれば入れる程、その締めつけは酷くなった。



ー次第に、意識が遠のいてゆく。



そして視界が霞み、その色が暗闇色に覆われる瞬間ー




…あの人は、現れた。