「僕と付き合って下さい、美麗さん」 なつくんが跪いで、私の手の甲にキスをした。まるでおとぎ話の王子様みたい。 「い、いいの?」 「はい」 「だって、ストーカーよ?盗聴器とか、監視カメラも仕掛けたわ」 「後を付けたのは僕も同じです。それに、ストーカーじゃない……ボディーガード、そうでしょう?」 なつくんはニッコリと笑った。初めて正面から生で見たなつくんの笑顔。 か、かっこいい……。