ボディーガードとお呼びなさい




「……あなたを初めて路地裏で見た時、すごくびっくりしたんです。

ストーカーなんだし、どうせ根暗で冴えないような奴なんだろうなって思ってたら、すごく綺麗な人で。

声をかけられるまで放心状態でした。でもストーカー犯だってわかって、突き放して……。

それなのにあなたのことがどうしても気になって、気付けばあなたのことばかり考えるようになって」



照れたように頬を掻くなつくん。