僕らの想いは反比例







8月24日


晴れ








─某アパートにて─








『ひーまー』


『煩い』


『ちーちゃん酷い』


『夏休みの宿題やったら?まだ終わってないんでしょ?』


『えー、宿題ー?面倒臭いー』


『そんなこと云って。夏休み最終日に焦ってやることになるよ?』


『ならないならない』


『どうだか』


『そーいうちーちゃんはどうなのさ』


『もう終わったよ』


『……は?』


『だから、全部終わってるの』


『嘘、だよね?』


『何で嘘なんか』


『じゃ、じゃあさ…!』


『見せないよ』


『えー』


『えーじゃないから。自分でやるのが普通でしょ』


『普通じゃなくて良いもん。見せてよー!』


『やーだ』


『見せてー』


『ヤなもんはヤだー』


『ちーちゃん!お願い!』


『しつこい』


『うぅ……っ』


『まだ日はあるんだから。今からやれば二学期までには終わってるよ』


『そんな優しさいらない』


『はぁ…』


『ちーちゃんが見せてくれたら早い話なのに』


『……読書感想文とかは自分でやってよね』


『うん!ちーちゃん愛してる!』


『都合良いんだから。ほんと』