散華の麗人

派手な音を立てて風麗は転がる。
『おはようございます。』
師匠はにっこりと笑う。
『……おはようございます。』
風麗は口を尖らせた。
『あ!あの、おはようございます。』
柳も我に返って挨拶をした。
『…………』
そして、風麗と師匠を交互に見る。
『これ、日課ですか?』
『はい。可愛いでしょう?』
師匠は微笑ましい表情で風麗を見る。
『うるさい!』
風麗は起き上がると、師匠の前に仁王立ちする。
『いいか?私は天狗の鼻っ柱を折るまでやめないからな!!』
『どうぞ。』
師匠はにこにこしている。
柳は唖然とした。