ミーンミーン。




蝉の音がうるさい・・・。
 


私、星野亜紀は高校2年生、暑い夏が苦手です。



田舎は涼しいと思う人もいるだろうけど、全然涼しくない!!



「こんなに暑い日は海にかぎるな。」



そう呟いたのは、親友の田辺志保。
 


志保の言ったことに納得した私は、すぐ先に見える海へと走った。



志保も続いて走り出した。



バッシャーーーーン。



「冷たくて気持ちいーねッ☆」



そぉ言った私。志保は笑って、



「もぉ亜紀はしゃぎすぎ!服のまま泳いじゃダメッ!」



「志保も服のまま泳いでるじゃんか。」



そぉ言うと二人で笑い合った。



「やっぱ海は最高ーー!!!」



田舎のいいところは海が綺麗なとこ。



ここはとっても空気が綺麗。友達もみんな大好き。



都会に生まれなくてよかったってつくづく思う。



都会なんて、空気悪いしきっとタチの悪い人ばかりなんだよきっと。



このまま一生地元ですごしたいって思った。