もう目の前に、仲間が居ることも忘れて 。 「っうわああぁぁぁぁ!!」 俺はただ、叫んだ。 嘘だって、冗談だよっていってほしくて 。 溢れる涙は留まることを知らず、 消えた君が戻ることはない。 君の切ない表情の意味を全て悟った。 あまりにも冷えすぎた俺の心に、冬の寒 さは辛すぎて。 あまりにも君を好きになりすぎていて。 俺は、自分の道を見失った。 .