勢いよく殴りかかるが、
上手く力が入らず


簡単に避けられてしまう。





「ぎゃはははっ、



 お前の目の前で
 愛しのお子さんたちを
 殺してやるよっ!!!」




狂ったように
そう叫んだ総長は、


またも麗に銃を向ける…---




「麗あああああああ!」











































バンッ…










静かな空間に
ひとつの銃声だけが

…響き渡った…---